git-gutter.elのSubversionサポート

git管理されているファイルをEmacsで編集する際に、変更箇所の表示などができるgit-gutter.el (作者のsyohexさん自身の紹介記事) を使っています。最近になってgit以外にもMercurialやBazzarがサポートされるようになったのですが、個人的にSubversionがまだ仕事では必要です (git svnという選択肢もありますが、もうメンテナンスフェーズに入っているプロジェクトには今更面倒だったりするので)。

diff-hlを使うとSubversionにも対応できるので、今まではSubversionのときだけdiff-hlを使うようにしていたのですが、使い慣れているgit-gutterにUIを統一したいと思い、git-gutterにSubversionサポートを追加してマージしてもらいました。既にMercurialやBazzar等の別のbackendに対応できるようにコードが書かれていたので、Subversionの対応も割と簡単でした。

ただ、pull requestした後issueを見たところ既にfeature requestを出している方がいて、syohexさんがもう使っていないのでサポートの予定はないと書かれていたので、余計なことをしてしまったかなと思ってます。pull requestする前にissueはきちんと見ないとダメですね。

Subversionのバージョンについて

READMEには、Subversion 1.8以上を使ってねと書いてありますが、実際には1.6等の古いバージョンでも問題ありません (少なくとも、CentOS 6.6付属の1.6.11では動作を確認)。Subversionを使い続けている方は、事情によりバージョンが古いままというケースも多いと思いますので (とは言っても、git-gutter自体はEmacs 24を要求するわけですが)。